「低反発と高反発マットレスの違いは?」
「腰痛向けはどっち?」
プロのスリープカウンセラーに取材すると「横からみたとき凹凸のできない真っ直ぐの寝姿勢が理想」(上記写真のとおり)とアドバイスを受けます。
結論からいうと腰痛向けのマットレスを選ぶなら、じぶんの体に合った硬さのマットレスを選ぶのが大切です。
真っ直ぐの姿勢を作るためにも、
体が柔らかい/体重の軽い方:普通〜やや硬めの高反発若しくは低反発マットレス
体の硬さや体重に応じて、自分に合ったマットレスを選んでいきましょう。
そのほか、この記事では、
- 一目でわかる低反発と高反発マットレスの違い
- 低反発と高反発マットレスの特徴
これらについて写真付きレビューしていきます。
目次
低反発マットレスと高反発マットレスの違いを比較
高反発マットレスと低反発マットレスどっちが腰痛向けか、2つの違いを比較表で見ると分かりやすいです。
高反発マットレス | 低反発マットレス | |
---|---|---|
反発力 | ![]() |
![]() |
素材 | 高反発ウレタン/ファイバー | 低反発ウレタン |
主なメーカー | モットン 雲のやすらぎ エアウィーヴ |
トゥルースリーパー テンピュール |
硬さ | 硬い | 柔らかい |
耐久性 | へたりに強い | へたりに弱い |
おすすめする人 | 反発力があり体の一部に負担がかかりにくいから、腰痛向け | 体が沈みやすいので、体重の軽い方向け |
当サイトではマットレスで腰痛治ったこちらで50種類以上のマットレスの特徴を掲載してるので参考にしてください。
低反発マットレスの特徴
低反発マットレスは体が沈みやすので、体重の軽い方=45kg以下の方、ご高齢の方におすすめです。
ヘタリやすいデメリットがあります。ただ柔らかくてフィット感は良いです。
体重の軽い方は低反発マットレスおすすめの記事を参考にしてください。
高反発マットレスの特徴
腰痛向けでマットレスを選ぶなら、反発力のある高反発マットレスを推奨します。
低反発から高反発に変えると慣れるまで3日~1週間かかるデメリットがあります。
ただ体の一部に負担がかかりにくく、耐久性もある(マットレスの寿命が長い)のが特徴です。
関連記事→高反発マットレスおすすめランキング
おすすめする人は?低反発マットレスと高反発マットレスを比較
どんな方に高反発マットレスがおすすめで、どんな方に低反発マットレスがおすすめなのかをまとめてみました。
体重の軽い方は低反発マットレスがおすすめ
- 体重45kg以下の方
- ご高齢の方
低反発マットレスでおすすめ寝具の特徴は以下のとおりです。
腰痛持ちの方は高反発マットレスがおすすめ
- 腰痛持ちの方
- 体重の重い方
- 現在、低反発マットレスで寝ていて寝心地が合わない方
高反発マットレスでおすすめ寝具の特徴は以下のとおりです。
低反発マットレスと高反発マットレスの違いを5つの項目で比較
1.素材の違い
高反発 | 低反発 | |
素材 | 高反発ウレタン/ファイバー | 低反発ウレタン |
素材の違いを比較すると、高反発マットレスは高反発ウレタン・ファイバー素材、低反発マットレスは低反発ウレタンを使っています。
ファイバー素材とはエアウィーヴに使われている、洗える繊維です。
2.硬さの違い
高反発 | 低反発 | |
硬さ | 硬い | 柔らかい |
硬さの違いを比較すると、高反発マットレスは硬め、低反発マットレスは柔らかめ。
柔らかめのマットレスで寝ると腰・お尻の部分に負担がかかり、寝姿勢が悪化して腰痛の原因に繋がります。
腰痛持ちの方は、低反発ではなく高反発マットレスを選んでいきましょう。
3.反発力の違い
高反発 | 低反発 | |
反発力 | 反発力が強いので、スムーズな寝返りができる | 反発力が弱いので、寝返りの回数を抑えられる |
硬さの違いを比較すると、高反発マットレスは反発力が強くて、低反発マットレスは反発力が弱いです。
高反発マットレスならスムーズな寝返りができるので、寝ているときに体の一部に負担がかかるのを減少できます。
4.耐久性の違い
高反発 | 低反発 | |
耐久性 | ヘタリに対する耐久性が高い | ヘタリに対する耐久性が低い |
耐久性の違いを比較すると、高反発マットレスはヘタリに対する耐久性が高くて、低反発マットレスはヘタリに対する耐久性が低いです。
ただ低反発マットレスでも2枚重ねにすることで、耐久性を高くすることができます。
実際に低反発・高反発のマットレスで寝てみましたが、1枚で耐久性の強いマットレスを選ぶなら高反発マットレスです。
5.寝心地の違い
高反発 | 低反発 | |
素材 | ○ | × |
わたしは体重60kg以上の男性になります。
実際に高反発マットレス、低反発マットレスで寝てみて、低反発マットレスの体にフィットする感覚は心地よかったです。
ただ長く使い続けるなら、断然寝心地の良い高反発マットレスです。
どっちが寝心地良い?低反発マットレスと高反発マットレスを比較
実際に低反発マットレス、高反発マットレスで寝てみて体重45kg以上の方は「高反発マットレス」を推奨します。
特に腰痛・肩こり持ちの方は、体への負担がかかりにくいマットレスを選ぶのが大事。
体重が軽い方を除けば、腰痛・肩こり持ちの方は高反発マットレスです。
低反発マットレスと高反発マットレスの口コミ評判を比較
高反発マットレスモットンと低反発マットレストゥルースリーパーの口コミを調べてみました。
悪い口コミと良い口コミを順番にご紹介。
低反発マットレスの口コミ評判

ただ私には柔らかすぎたようで最近また寝ても疲れが出る様になってきました。

完全には臭いは消えないけれど、あともう少し風通しをすれば部屋中臭うことはなくなりそう。

高反発マットレスの口コミ評判

マットレスを使い始めて2週間。腰痛が少しでも楽になる事を願って購入しました。
寝返りは楽ですがそれ以上の効果はまだありません。収納に不便かな?

硬めなので横向きで寝ると肩が窮屈かもしれません。それも枕が高ければ大丈夫なレベル。

試しに自分用を購入しましたが、硬さ・質感や使用感が気に入ったので主人用に170Nを購入予定です。
低反発マットレスと高反発マットレス【腰痛向けにおすすめまとめ】
最後にまとめると体重45kg未満の方を除き、腰痛向けにおすすめなのは、高反発マットレスです。
これから腰痛マットレスを選ぶなら、低反発ではなく、高反発マットレスを選んでいきましょう。
その他マットレスでよくある質問をまとた記事もあるので参考にしてみてください。
- マットレスの上に敷くもの
- マットレスサイズ表
- マットレスの処分方法は無料?ニトリのスプリングマットレスやベッドの処分費用
- マットレスプロテクター
- 高反発マットレスのニュートン値の目安
- ピロートップいらない?マットレスに別売りで購入するべき?
- マットレスへたりで凹み対策をご紹介
- マットレス2枚重ねで敷布団重ねの隙間対策をご紹介
- 床で寝る腰痛で腰が痛いならマットレスで寝るべき理由を解説
- スプリングマットレスとは?3種類の違いと見分け方
- マットレス寿命で耐久性は何年かご紹介
- マットレス引き取り無料でニトリ・無印・IKEA・大手業者で買い替えると値段無料か調査